[ 202中級 ]
リスニング-中級者のオススメリスニング勉強法
中級者のオススメリスニング勉強法
[中級レベル]
①聴き取りの精度を上げる
このレベルの人は大まかな概要を理解できるだけの能力は持っていますので、それを更により細かく、より正確に聴き取れることを目標にしましょう。
まずは英語の発音ですが、初級では26音それぞれの発音を方法勉強しました。しかし、このレベルではその応用として、音の変化を勉強していく必要があります。
現実の会話の中で口にするときに変化する音、消える音などを知識として理解できるようになりましょう。これもパターンですから、一度覚えてしまえばOKです。種類もそれほどではないので、カンタンです。
②リーディングと一緒に勉強する
これはリーディングとリスニングの学習素材を同じ分野にするということです。例えば、リーディングの勉強として新聞を読んでいるのであれば、リスニングではニュースを聴くということです。
最初に活字で読んでニュースの内容や背景を頭に入れておけば、聴くときにもすんなり頭に入ってきます。詳細な部分まで聴き取れることに驚くかもしれないですね。
また、耳で聴いた後に目で読むと、読むスピードも速くなります。このようにどんどん相乗効果が出てきますので、是非取り入れてみてください。
③生の英語に親しもう
このレベルの学習者であれば、英語を聴き取るために必要な土台はしっかり固まっていますので、聴くスキルを磨く一方で、生の英語に触れる機会を増やしていくのが効果的です。ニュースやテレビドラマ、映画、なるべく理解しやすいものを選んで、一定の量を毎日聴き続けてください。
もう少し分かりやすく説明すると
英語は音がつながっています。リダクション(音の連結・脱落)というのがあるのです。 簡単な例をあげれば
I want to go to America. が実際に聞いてみると
I wanna go to America. になるといった感じです。
初級者ですとI want to go to America. とちゃんと覚える必要があるのですが、中級者になると実際に使われているのがI wanna go to America.だということがわかります。
中学校の教科書に出てくる内容や ラジオの基礎英語での文章を大体しっている中級レベルの方は ニュースや英会話入門、英会話、やさしいビジネス英語、TOEICなど で実践の英語の訓練をする必要があります。ここがきっと中級者から上級者へむかう橋になります。
最初は何をいっているかわからなくてもI want to go to ~~~. が なんとなくI wanna go to.って言っているんじゃないかと思う程度でかまわないのです。
ただここの基礎ができていない人がいきなりI wanna go to.を使い始めると、変な日本語を喋る外人(今で言えば、「格闘技にチャレンジした」ボビー・オロゴンといったところでしょうか)となってしまうので 基礎がちゃんとできてからにしてください。
このことは私の出している小冊子「誰も知らない英語の本音」から日本人が失敗しやすい崩れた英語についても触れています。
毎週アルクがおこなっているTOEFLのテストリスニングドリルをおこなってレベルをはかるのもオススメです→ここから
中級者向けオススメ教材
●『ヒアリングマラソン 中級コース』(アルク)
初級レベルでも紹介したヒアリングマラソンの中級編。教材に使われる語彙やイディオムのレベル、スピードがそれなりのレベルに上がっているので手応えが出てきます。
毎月レベルチェックが出来るテストがあるので、学習のペースメーカーとして最適です。
●『リピーティングマラソン』『リピーティングマラソン実践コース』(アルク)
使う方のレベルによってどっちを選択したらいいか選べばいいと思いますが、とても身につくやり方でしかもネイティブに近づけた発音になるよう矯正していきます。このコースをマスターすることによって、発音の矯正やリスニング力とスピーキング力が鍛えられる、とてもすばらしい教材であると思います。「リピーティングマラソン実践コース」はやや上級者むけです。レベルに応じてお使いください。
中級者向けオススメ他社教材
●『ハイディ矢野のネイティブの発音・リスニングが絶対に身につく本』
(ダイヤモンド社)
日本人にはなじみのない「リエゾン(音の連結)」や「エリズィオン(音の脱落)」「アシミレーション(音の同化)」に的を絞って解説している本。これを身につければリスニング能力は確実にレベルアップします。
特に、少しゆっくり話してもらえば、ほぼ完璧に理解出来るけど、ナチュラルスピードはダメという人にオススメです。発音方法を一通りマスターしたあとに読むのがベストです。
●『イングリッシュアドベンチャー』(アカデミー出版)
中級者用では「コインの冒険」、「追跡」がマル。語彙や表現も多彩なので、リーディングの勉強も兼ねることが出来ます。「ドリッピー」と違って手ごわいです。
●『バイオリスニング』(英語伝)
日本人が聴き取ることが苦手な英語の子音を聴き取りやすくしてくれるツール。ニュースや映画を利用して生の英語を聴き取る練習をしている学習者には助けになると思います。
・リスニング-中級者のオススメリスニング勉強法
・リーディング-中級者のオススメリーディング勉強法
・ライティング-中級者のオススメライティング勉強法
・スピーキング-中級者のオススメスピーキング勉強法
・ボキャブラリー-中級者のオススメボキャブラリー勉強法
・TOEIC-中級者のTOEIC勉強法